本土手(ほんどて) 常盤池には、2ヶ所の堰き止めた土手(堤)があるが、メインの 土手を「本土手」と言っている。ここ本土手の荒手(超流堤)の 溝は、築堤当時の姿を残している。余剰の水は悪水溝(塚穴川) の支流に流れ落ちていた。(現在は女夫岩池に流れ落ちている) また、本土手に道ができる前までの旧道には「常盤堤東荒手石橋」 も現存している。(昭和30年頃まで近道として使われていた) |
井沢(いざわ) 小さく、浅い湿地があった所にこの地名がある。井沢は高低差が あり、国道190号線を越えた海岸側は低地で池や田んぼもあっ たと言われており、湿地もあったと考えられる。 |
鍋嶋(島)(なべしま) 「鍋嶋は防長の境にして干汐の時は往来自由なり」と風土記にあり 小郡宰判の管轄であった。古い地図にも描かれており、舟が航行す るときの目標の島でもあった。鍋島は山口宇部空港の滑走路の延長 で平成11年12月で姿を消した。 |