第一坑(沖ノ山炭鉱)は、明治30年に匿名組合組織で 発足し、昭和17年にセメント、鉄工所、窒素など と合併して宇部興産(株)を設立した。 第二坑(東見初炭鉱)は、明治41年に匿名組合組織で 発足し、昭和19年に宇部興産に合併した。 昭和27年に鉱区を統合し宇部鉱業所として発足。 昭和42年10月に閉山した。 この間に選炭した不用の硬(砂岩)は埋め立てに、 残りの硬(頁岩)はセメントの原料として使用した。